口呼吸でなく鼻呼吸にしましょう

みなさん、鼻で呼吸していますか?お口が空いたまま口呼吸になっていませんか?

口呼吸では、口腔内が乾燥して細菌が増えやすく、
口臭などの原因になると言われますね。

しかし、鼻呼吸を勧める理由は、それだけではありません。
鼻呼吸には口呼吸にはないメリットがあるのです。いくつか挙げてみましょう。

鼻腔には、線毛や粘液で細菌やホコリをブロックする機能が備わっており、
有害物質が侵入するのを防ぎます。

鼻から吸った空気は、加湿され、温められるため、
乾燥して冷たい空気が気管へ送り込まれるのを防ぎます。

更に、鼻呼吸では、NO(一酸化窒素)が分泌され、
その血管拡張作用により肺での酸素の取り込みが助けられると言われています。

また吸った空気が鼻を通ることで、脳の温度の上昇を防止し、
質の良い睡眠につながるとも言われています。

もし口呼吸になっているようなら、鼻呼吸になるように意識しましょう。

 

(歯科医師 川畑)

関連記事

  1. 口臭のお話し

  2. 雑誌掲載のお知らせ②

  3. チョコレートは虫歯になりやすい?

  4. 日本人は要注意!?いびきのリスク

  5. 子どもの歯ぎしり

  6. 知覚過敏

最近のブログ

  1. 高齢者の舌苔

    2024.10.15

  2. 歯の硬さ

    2024.09.3

PAGE TOP