歯の根元が欠けてしみる〜くさび状欠損とは?

 

歯がしみるとおっしゃる患者さまのなかには、歯の根元がえぐれていて、その部分がしみる原因となっている場合があります。

 

くさび状欠損といって、虫歯にはなっていなくても、歯の根元が欠けているために知覚過敏の症状を起こします。

 

鏡でよく見ないと分からないので、受診されて初めてその状態に気づかれる患者さまも少なくありません。

 

歯ぎしりやくいしばり等の過剰な力がかかることで、歯の根元が欠けると言われています。

また、研磨剤の入った歯磨剤による強すぎる歯磨きも、避けた方がいいでしょう。

 

くさび状欠損が起こっている部位に対しては、しみる症状が強い場合や欠損が大きい場合は、つめてなおす処置をします。

 

(歯科医師 川畑)

 

関連記事

  1. 8020(はちまるにーまる)を知っていますか?

  2. 舌を回す体操

  3. 歯ぎしりについて

  4. 永久歯への生え変わり時期の仕上げ磨き

  5. マスク生活・自粛生活とお口の健康

  6. 歯磨きの感染エチケット

最近のブログ

  1. 高齢者の舌苔

    2024.10.15

  2. 歯の硬さ

    2024.09.3

PAGE TOP