マスク生活で、口元を他人に見られる機会は減りましたが、一方で、お口の環境も大きく変化しているようです。
マスクの下で、お口を開けっ放しにしてませんか?
反対に、食いしばったり、歯ぎしりすることが増えていませんか?
お口を開けた状態が続くと、口腔内が乾燥し細菌が増えます。
虫歯・歯周病・口臭などトラブルの原因になります。
一方、おうちにこもる自粛生活が続き、スマホを使用する時間が増えたとかストレスを感じたりして、
食いしばりや歯ぎしりが増えていないかも心配です。強い力で噛み締めている意識がなくても、
上下の歯が触れている状態が続くと歯や顎関節などに負担がかかります。
唇はそっと閉じて、食事や会話の時以外は上下の歯が当たらないように気をつけましょう。
(歯科医師 川畑)